2021年2月27日 第3回市民みんなで環境について語るオンライン勉強会
2021年2月27日(土) オンライン形式で実施
テーマ:「コロナ禍からの復興とCO2の削減~グリーンリカバリーへの挑戦~」
参加者:7名(主催者側4名 )
講師:桜井敏夫氏(温暖化対策部会・WG市民で環境を語る会)
地球温暖化対策の現状と課題について市民の皆様と知識の共有化と課題認識を行いました。
地球温暖化対策としてのCO2排出量削減は世界各国が取り組んでいます。EUにおいてはコロナ禍からの復興を契機にCO2削減を進めようと試みられている「グリーンリカバリー戦略」について共通認識を得て、今後の方向性及び日本の現状と課題について参加者の皆さんと共に考えてみました。
EUではコロナ禍からの経済復興を地球温暖化対策と合わせて対応していく「グリーンリカバリー」戦略が立案されています。グリーンリカバリー戦略の基本方針は発電方式をCO2 排出量が多い化石燃料主体から太陽光や風力発電等の再生エネルギーへ転換し産業の構造変換をしていく事です。また自動車の動力源をガソリンからモーターを使用する電気自動車(EV)への転換が着実に進行中です。
日本版グリーンリカバリーとして策定された「グリーン成長戦略」は2050年にカーボンゼロを達成しようという野心的なものです。その課題はなんであるか?