第8回 かしわ環境ステーション運営協議会 総会
4月28日(土)、第8回 かしわ環境ステーション運営協議会 総会が行われました。
内容は以下の通りです。
1.開会:司会は篠崎事務局長
出席者数19名と委任状提出者28名、計47名で、会員数70名(賛助会1名)の過半数以上なので、総会は成立と発表し、開会。
2.籠会長の挨拶
これからのかしわ環境ステーションの取り組みを広げていきたい。
麗澤大学学生に、環境問題に具体的に取り組むとはどういうことかを学んでもらう。
3.柏市環境部次長 岩崎氏の挨拶
地球温暖化対策部会にはエコライフを、生物多様性部会には手賀沼での活動などを通じ、環境意志の植え付けを行ってもらいたい。
新しく、環境・地権者を守るためのカルテの作成を行っていきたい。
4.会員規約の変更
新たに第9条として、「会員でないものは、総会での決議に基づき、総会を傍聴することができる。」を追加。
質疑はなく、満場一致で同意された。
5.第1号議案 2011年度活動および会計報告、監査報告
各担当が総会資料をもとに報告。
1)生物多様性部会:柄澤部会長が報告
4月 コアジサシ・デコイの設置、5月 春の自然観察会(雨天中止)、 7月 夏休み親子自然観察会、8月 夏休みこども環境教室、 10月 秋の自然観察会、11月 環境ステーションフェスタ講演会、 2月 バードカービング教室を実施。
2)地球温暖化対策部会:野田部会長が報告
①ワーキンググループ:手賀沼水系(沈水植物の生育実験、手賀沼ビオトーブが 使用不可となり、他の実験水路での実験持続性を探る)、かしわグランドデザイン(「環境のまちづくり」、「環境事業」の実現へ向けての検討を重ねた)、 エコライフ(エコライフ教室、エコドライブラリー、エコドライブ教習会の開 催:すべて委託事業)の3WGで活動。
②シンポジウム:3月17日(土)、「柏市が目指す『環境未来都市』について知ろう」を開催。
③柏市版の環境白書の印刷 昨年度に取りまとめた「市民が作った柏の環境レポート第3編 柏の自然環境 経編」を印刷し、配布した。柏市環境データベース、手賀沼水系(ビオトープ生育試験)、かしわグランドデザイン(柏の農産物でのメニュー作り・環境ビジネスの起業・竹林環境公園)の3WGで活動。
3)広報:松清広報担当、佐藤広報担当が報告
①パネル展:イオン柏ショッピングセンターにて実施。
②広報誌・HP作成:かしわ環境ステーション広報誌第8号(6月)、第9号(10 月)を発行。
HPは随時更新。麗澤大学学生による活動取材と、HPによる情報発信を実施。
(活動報告記事の経済頻度も内容もまだまだ不十分な点が多く、また、学生のKKSへのかかわり方も改善が必要。)
4)決算報告 委託事業決算:上村会計担当、会員事業決算:中山会計担当
①市からの委託事業決算:収入(受託料)3,420,000円。支出に関しては、部会によって予実算差異があり、143,352円を予備費から賄った。予算オーバーはPC最新ソフトの導入など。
②会員事業決算:
収入2,097,915円(前年度繰越金1,422,415円)
支出1,931,319円(今年度繰越金884,631円)
5)監査報告:木村監事が報告。
受託事業・会員事業の執行状況、財産管理状況を監査した結果、適切であった。
以上の第1号議案に対する質疑(意見)応答
①いろいろな活動をしているが、広報でしかわからないうえにHPの更新が少ないと感じる。学生以外にもHPの更新をさせるべきだ。
②決算を見ても、なぜこんなにかかっているのかわからない部分がある。
→2006-2009で活動していたウオッチャーズの活動の資金。それを引き継ぎ今年度から環境・地権者をどうやって守るかを記入するカルテを作成し、そのカルテに基づき活動を行っていく。
上記の質疑(意見)応答の結果、第1号議案は承認された。
6.第2号議案
規約改定: 籠会長が総会資料をもとに、次の条項の改定を提案。
第5条 3.会員とは別に、本会の事業遂行を補助する者を、幹事会の承認を得ることでボランティア・
スタッフとして受け入れる。なお、ボランティア・スタッフの管理は各事業を管轄する部会長
が担うものとし、部会長は幹事会においてボランティア・スタッフの活動状況を報告しなけれ
ばならない。
4.会員とは別に、高等教育機関等で学ぶ者を、幹事会の承認を得ることでインターンとして受
け入れる。インターンは、本会の事業遂行を補助するとともに、本会の活動状況をWeb等を
通じて発信する広報の役割を担う。なお、インターンの管理は広報が担うものとし、広報は
幹事会においてインターンの活動状況を報告しなければならない。
以上の第2号議案に対する質疑(意見)応答
①インターンの扱いを広報と限定せずに、様々なことをさせたほうがいいと思う。
②インターンの条件とは何か。
→広報、と記しているが、それぞれの部会の活動の補助をし、その結果を広報としてHPに書き込んでもらう。また、会員費を払ってもらっているので、会員・非会員の位置づけをはっきりさせる(会員のための還元事業などを行う)。色々なケースがあるので、個々については幹事会でその都度議論する。
上記の質疑(意見)応答の結果、第2号議案は承認された。
7.第3号議案 2012年度事業計画及び収支予算
各担当が総会資料をもとに提案。
1)生物多様性部会:柄澤部会長が提案
①市委託事業
5月春の自然観察会、6月 手賀沼船上観察会、7月 親子自然観察会、 8月 夏の環境教室、10月 秋の自然観察会、 11月 ジャパン・バードフェスティバル・コアジサシ保護活動
②手賀沼ガイドボランティア
5~11月 市内小学校船上観察会ガイド及びガイド補助 5月 手賀沼船上観察会、2月 手賀沼船上探鳥会、年度末 手賀沼ガイドパンフレット作成、その他 ガイドボランティア研修会、外部団体の依頼に応じガイドを行う。
③会員事業
自然観察指導員養成講座の柏市開催(千葉市で行われているが、柏市民からすると遠く中々通えないため、日時を11月16~18日と決め、内容は検討中)
2)地球温暖化対策部会:野田部会長が提案
①部会開催
毎月第1火曜日 18:30~20:00
②部会内ワーキング
エコライフ、手賀沼水系、かしわ環境未来グランドデザイン
③委託事業
温暖化防止セセミナー・エコライフ講座
6月 環境の月講演会、8・11月 エコライフ講座、 10・2月 エコドライブ教習会、10~11月 エコドライブラリー、環境パネル展
④会員事業
手賀沼水系:新規実験水路での実験実施
かしわ環境未来グランドデザイン:環境起業に関する取り組み
3)広報:松清広報担当、佐藤広報担当が提案
①パネル展環境パネル展 イオン柏ショッピングセンター等柏市民活動フェスタ2012にて活動紹介ポスター展示
②広報誌・HP作成
かしわ環境ステーション広報誌(大きなイベントに合わせて計4回発行)
HP(随時更新)
③かしわ環境ステーション・ロゴマーク公募
④麗澤大学学生による活動取材と、HPによる情報発信
2012年度より学生をインターンとして明確にし、個々の責任や意識を明確にする。(企業社会実習という講義として扱う)
参加学生の活動期間を調整する。
活動形態に合わせた学生配置調整を行う。
より効果の高い広報活動の検討をする。
4)予算 委託事業予算:上村会計担当、会員事業予算:中山会計担当
市からの受託事業
2,827,000円
会員事業
1,503,631円
以上の第3号議案についての質疑(意見)応答
① 事業拡大がメインということなので、かしわ環境ステーションでも毎月、あるいは隔月、活動(予定や参加呼びかけ)の配信をするべき。
②他の活動団体とHPをリンクしあうのはどうか。
→できるだけのことはしたい。連携がテーマなので、積極的に検討していきたい。
上記の質疑(意見)応答の結果、第3号議案は承認された。
8.閉会
以上が第8回 かしわ環境ステーション運営協議会 総会の内容です。
麗澤大学経済学部
田口・蛯子・椎名・木内