2013年11月5日 温暖化対策部会 活動報告
野田部会長を議長として、次の事項について審議した。
1.温暖化対策部会議事録(案)について:野田
第29回温暖化対策部会の議事録の確認が行われた。
幹事会報告及び総会議事録について:野田
第99回幹事会の報告の確認が行われた。
○駐車場問題、新しい事務員、HPのリニューアル、予算(消費電力計)
2.各活動の報告
手賀沼水系WG報告について(文責・青木)
○下記の状況であるため今月はWGとしての具体的な活動は行えていない。
●先月に環境保全課に対して大堀川防災レクリエーション公園の水路を水草実験に使用できないか公園管理課と打ち合わせを持ちたい旨の申し入れを行ったが、公園管理課から許可できないと言われる。
●今のところ他に実験に使用できる候補地はなく、実験は一旦中止にせざるを得ない状況。
●名戸ヶ谷ビオトーブの小川に入れた木箱水路などは11月5日に撤収予定。
環境未来都市WG(湯浅・福井(書記))
○10月12日(土)(参加者:湯浅、福井)
先月に引き続き「市民参加型環境監査(以下DE監査)」研究についての議論を行った。
●先月のワークショップでローカルからグローバルまで幅広く経済社会の動き環境問題との関係についての認識の交換を行いました。そこで私たち市民環境研究会が当地域社会における推進を訴えてきた「環境未来都市創り」の意味を振り返った。
●環境未来都市創りの実現を図るために「エコガバナンス(環境統治)」、「エコマネジメント(環境経営)」、「エコアクション(環境行動)」の3層概念を一体化して確立していく必要がある。これを踏まえて、本年度はエコガバナンスの確立に向けて大きな役割を担ってくれることを期待する、「市民参加型環境監査」の研究を進めていく。
●わが国のエネルギー保障のあり方(原発、温暖化政策など)市民社会における社会的合意、社会的意思決定が極めて重要であり、基盤となる民主社会統治育成が必要。
●極めて大きな規模になった環境問題に対して本質的で本格的な解決を目指すために、社会における的確な「環境行動」、「環境経営」の運営の基盤となる「環境統治」に一貫性をもたせるために本質を捉えることで効率化し。効果的に進めたい。
●市民参加型の環境監査の導入には、市民の理解が不可欠であるため、市民にも理解できるような表現方法の工夫をしながら「市民参加型環境監査制度」を紹介する必要がある。
●たとえば、「三方一両得」といった解説用の概念モデルの提案がなされた。これは「三方一両損」をもじったもので、市、市職員、市民の三方にメリットがでるという説明である。
→部会の議論でも、柏市へ「市民参加型環境監査制度」を導入するためのアクションプランを考えるよりも、これまでの「市民参加型環境監査制度」の取り組み状況を市民向けにわかりやすく(かつ簡潔に)まとめた報告書を作成することの方が有効ではないかという意見が出された。また報告書に、より詳しい説明が行われている資料(論文や書籍など)の出典を明記すればKKSのHPでも公開できる成果物にもできるというコメントもあった。
市民参加型環境監査とは?
●自分たちの住んでいる周りの環境をチェックします。特に、地方公共団体が市民のために住みよい環境を維持しているか、無駄遣いしていないかということを市民が主体となってチェックすることが特徴である。
エコライフWG
ロケットストーブワークショップの実施報告が行われた。
●日時 11月2日(土)10時~12時 開催
●ロケットストーブとは?
○特徴について
○構造について
○ロケットストーブは吸引力がすごい!
4.その他
○日時 平成25
11月13日(水) 14:00~16:00(13:30受付開始)
○場所 千葉県総合保険医療センター 5階 大会議室
○内容
●第一部 ~太陽の恵みは太陽光だけではない~
太陽熱利用の導入手法や最新動向の紹介について(60分)
●第二部 千葉県及び千葉市の再生利用可能エネルギー導入
の取り組みについて(60分)
次回の部会は12月3日(火)18:30~を予定しています。
麗澤大学 経済学部
橋本将太 田中教久