手賀沼ガイドボランティア養成講座 第4日目（2009年5月9日開催）

　手賀沼の水は汚い、と一般的に言われており、多くの市民は漠然と「汚い」という認識だけを持っていますが、では「汚い」とはどういうことか説明できる人は多くはいないと思います。見た目に透明な水でも「汚い」場合があります。そのようなことを簡単な実験で体験し、手賀沼の水は本当に汚いのか考えることや、手賀沼の生きものたちに実際に触れてみることで、偏見ではなく現在の本当の手賀沼を認識することはガイドをする上で大切なことです。
　今後どのように手賀沼と関わっていくか、子どもたちにどのような手賀沼を引き継いでいくか、まず自身が手賀沼を知り、関わっていかないと、説得力を持って伝えていくことはできません。

　受講生の皆さんの多くは4回の手賀沼ガイドボランティア養成講座を受講するだけで、実際に子どもたちの前に立つことに不安を持たれます。実際にすぐひとりで子どもたちの前に立ちガイドをすることは無理でしょう。
　手賀沼ガイドボランティアは、ひとりでガイドすることを求めていません。グループで協力しながら子どもたちに現在の手賀沼を実感してもらうことを目指しており、できるだけ多く経験していただきたいと思っています。
　ぜひ、受講生の皆さんには多くの機会を活かしてガイドを経験していただき、手賀沼を子どもたちといっしょに楽しんでもらいたいと願っています。

　日時　5月9日（土）13:30～17:00
　会場　千葉県手賀沼親水広場・手賀沼
　内容　13:30　開会
　　　　13:40～15:10
　　　　　　第７講　手賀沼の環境学習体験
　　　　　　　　講師：手賀沼親水広場
　　　　　　　　・手賀沼での環境学習プログラムについて学習と体験
　　　　15:30～17:00
　　　　　　第８講　船上見学会
　　　　　　　　講師：ガイドボランティア（塩川さん・澤田さん）
　　　　　　　　・実際に船に乗ってガイド体験と船上交流会